Uni-assist(ユニアシスト)とは?
Uni-Assistはドイツの約170大学に支援されている、ドイツの大学出願サービス協会(非営利団体)です。多くの大学の出願窓口を、一挙に引き受けている機関というイメージです。従って、このUni-Assistに、出願書類(卒業証明書や成績表等)を提出したり、Uni-Assistを通して出願先大学からの質問(学歴や英語のレベル等)に答えることで、出願作業を完了することができます。
形式としては、Uni-Assistのウェブサイト上で、自分のアカウント”My assist”を作成し、出願希望大学・専攻を選択すると、各大学・専攻ごとに提出が必要な情報をUni-Assistが提示してくれるので、それらをUni-Assistに提供し、出願費用を支払うと、Uni-Assistが大学側に資料・情報を提出し、出願が完了するといった流れです。
ウェブサイトは、ドイツ語と英語に対応しており、日本語はありません。サイト内では、出願やUni-assistについて詳しい説明もあるので、一読することをおススメします。ただ、全て読むのが面倒で時間が惜しいという方は、私たちGoGermanyにお任せいただければ、出願作業を代行できますし、その他の出願に必要な作業も代行orサポートできます。
Uni-assistの言語設定
お伝えした通り、言語はドイツ語・英語に対応しており、最初にウェブサイトを開くと、ドイツ語で表示されます。ウェブサイト右上に、ドイツ国旗のアイコンがある”Sprache”から言語を変更できます。
My assistについて
ドイツの大学出願について調べるには、Uni-assistのウェブサイト内で、自分のアカウント”My assist”がなくても情報を得られますが、大学・専攻が絞れてきたらMy assistがあると便利ですし、出願時には必要になります。(Uni-assistの使用を指定していない大学もあるので、その場合は登録不要です)
My assistは、自分の選択した志望校や、個人情報、学歴、アップロードした証明書など個人のデータを保持してくれます。従って、出願時に複数の出願先大学に同じ情報を提出・入力する手間が減り、Uni-assist側で対応してくれます。My assistは、いつでも登録できるので、出願まで時間が空く場合でも登録して問題ありません。登録しただけでは、正式な出願プロセスは開始されず、出願費用も請求されません。
My assistの登録方法
ウェブサイト右上の”My assist”をクリックすると、Eメールアドレスとパスワードの設定画面になります。入力を完了すると、記入したメールアドレスにUni-assistからメールが届くので、本文の”Activation Link”をクリックし、開いたページに追加の情報を入力していきます。4タブに渡り、情報を記入していく必要があるので、それぞれのタブの記入方法を見ていきましょう。
1タブ目の記入内容
性別、名前、出生名、生年月日、出生地、国籍を記入します。
最後のチェックマークは、国籍がなかったり、難民でドイツに来た人に関わる項目なので、チェックは付けなくて大丈夫です。
2タブ目の記入内容
住所の記入になります。まず、c/oは「様方」にあたるので、これから記載する住所が自分の住所であれば空欄で大丈夫です。住所は、記載方法がドイツ式(○○通りの何番目の家という表し方)になっていますが、日本式で記載して問題ありません。Street name, house numberには、丁目 番地 号 号室を記載し、Address continuedには市区町村を記載、City/Province/Regionには都道府県を記載すれば問題ないです。
3タブ目の記入内容
EUの国籍を持つ人と結婚しているか、Yes, Noにチェックを入れます。DoSVは日本からの留学生の方は特に関係ない項目になるので、無記入で大丈夫です。
4タブ目の記入内容
学歴に関する記載になります。高校を卒業したかどうか、Yes, Noをチェックし、卒業(見込)高校の国を記入します。
高校卒業証明の名前は、卒業証明書(Certificate of graduation)か、高卒認定試験から選択できます。その下のFeststellungsprüfungは日本人留学生には関係がないのでNoで大丈夫です(出身国によっては、高校卒業後にドイツ大学出願する資格がなく、準備コースを受講し、大学入学資格試験Feststellungsprüfungに合格することで出願できるので、そのルートで出願する学生が記入する欄です)。
次に、学位についての質問です。3年制大学以上の大学を卒業(見込)したか、その国、大学名、学位のレベル(学士、修士など)、専攻を選んでいきます。
最後にTestASについての質問です。TestASは、大学によっては留学生が受ける必要があるテストです。テストの受験が必要な場合は、大学のウェブサイトに記載されていたりします。受験した方は、Yesを選択し、受験番号や受験日を記入してください。
出願方法
My assistのホーム画面は大学・専攻を検索するページになっており、ここで出願先を見つけることができます。専攻したい分野、入学するセメスター(学期)、大学名で検索できます。出願したい専攻が見つかったら、下図①の“Select”をクリックすることで、②の“My selection list”に追加しましょう。この時点では、まだ正式に出願は完了していません。

次に、②をクリックしてMy selection listに移動し、出願先がリストアップされていることを確認しましょう。出願先大学のShow additional application-related questionsの項目が “Unanswered mandatory questions”と表示されている場合、Uni-assistに既に提供した情報に追加で、大学からの個別質問に答える必要があり、表示をクリックすると質問内容が確認できます。

質問は大学によって異なりますが、主に、中学・高校の名前、場所、在学期間についてや、英語力の証明書(TOEFLの成績表など)のPDF提出などです。質問の回答が終わると、表示が“No unanswered mandatory questions”に変わります。その表示をクリックすることで、回答内容を変更することが可能です。大学からの追加質問がない場合は最初から“No unanswered mandatory questions”となっています。
最後に、出願費用の支払いをして、正式に出願が為されます。My selection listのページの最後に、出願校数に応じて支払い金額が計算されているので、”Choose payment option”から支払い方法を選択し、支払いを完了します。出願費用は、最初の大学(専攻)は75ユーロ、2つ目の大学(専攻)からは30ユーロとなっています。支払いはクレジットカードでも可能です。
支払いが確認でき次第、Uni-assistは、提出された書類や情報を一通り確認します。確認が終わると、大学に情報が転送され、Uni-assistからあなたのメールアドレス宛に出願手続き完了のお知らせが届きます。
あとは、大学からあなたに直接、合否通知メールが届くのを待つことになります。その後の入学手続きなどは、大学からの指示に従ってください。
Uni-assist, My assistの利用方法・活用方法
Uni-assistのウェブサイトでは、自分がドイツ大学に出願資格があるかどうかチェックできるツールなどもあります。他にもWebinar開催の情報も掲載されているので、Uni-assistから直接説明を受けることも可能です。
Uni-assistに問い合わせもできますが、正直そこまで丁寧には回答をもらえないので、なるべくサイト内のFAQや説明文から情報を探すと良いでしょう。
Uni-assistを正しく利用し、正しく情報を入力することで、出願ミスがないように心掛けましょう。そのせいで人生を棒に振りたくありません。慣れない作業ではミスが起きても仕方がないので、そこは慣れているプロに任せて、管理してもらうのもスマートだと思います。そんな時は是非、GoGermanyのサービスをご利用ください。大学選びや、選考対策、出願の代行を致します。出願に必要な書類の準備も、あなたに合った時間軸でスケジューリングしていきます。気になる方は、是非、オンライン無料相談をご予約ください。