インターネット上では様々な情報があり、どれが正しいのかわからないといった相談を多く受けるため、ここではその条件について、整理していきます!
共通テストは5科目受験+合計点420点以上
2023年10月入学以降から、共通テストは5科目以上受験する必要がでてきました。これまでは、受験科目数に条件はなかったですが、変更となりましたのでご注意ください。
また、そのうち5科目での合計点が420点以上である必要があります。ここで言う合計点は、ご自身が取得できた点数のことです。5科目の満点が420点以上になるように、受験科目を選びましょうと言うことではないです。
ここで出てくる疑問として、科目によって満点が違うのはどう扱われるのかというポイントです。
例えば、国語(古文漢文を含む)や英語は200点満点ですし、生物基礎や化学基礎は50点満点です。これらは、そのままの点数でカウントされます。従って、英語で160点取得した場合、160点がそのまま、420点のボーダーラインに貢献することができます。100点満点に換算して、80点とみなされ、80点しかカウントされないといったことではないです。
ドイツでの専攻に関連する2科目にて62%以上
5科目で420点以上取得できたとしても、もう1つ条件があります。それは、受験科目にドイツの大学での専攻に関連する2科目を含まなければならず、その得点が62%以上でないといけない条件です。
例えば、純粋な経済学部であれば、「政治経済」もしくは「倫理,政治・経済」のどちらか、加えて「数学IA」もしくは「数学IIB」のどちらかという科目選択ができます。
専攻に関連する2科目に、基礎科目を含むことはできないのでご注意ください。基礎科目というのは次のものです。
・数学I、数学II
・社会科目A (日本史A、世界史A、地理A)
・理科科目基礎(物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎)
5科目の選び方について
5科目のうちに関連する2科目が含まれれば良いです。更に2科目受けるので合計7科目受験する必要があると言うことではありません。大学によって異なる場合もありますが、5科目の選択の仕方についても、先ほどご説明した関連する2科目以外は自由です。日本では「5教科7科目」の受験が一般的なので、5教科(国語・英語・数学・理科・社会)から満遍なく選んだ方が良いのか、よくご相談を受けますが、そのようなことはなく、偏った科目を受験をしても問題ないです。
ただ、繰り返しになりますが、大学によって異なる場合もあります。そのため、大学側に相談しながら科目を選択することをお勧めします。
私たちは、大学側とのやり取りも代行しております。
純粋な経済学部の例は、受験科目についても判断しやすいですが、ドイツには様々な専攻・プログラムがあり、似た分野でも、受験科目が異なったり、大学によっても異なる場合がありますので、注意する必要があります。共通テストの受け直しも可能ですが、なるべく避けたいと思いますので、最初から慎重に受験科目を選ばれることをお勧めします。
私たちは大学にも相談しながら、受験科目についてアドバイスしていくことが可能です。また、ご自身の得意科目を受験した場合、どんなプログラムに出願できるかご提案することも可能です。
すでに受験された場合は、受験された科目から、どういったドイツの大学のプログラムなら出願ができるのかアドバイスすることも可能です。
共通テストの他に、大学にて35単位(日本の大学1年間に相当)取得されると、その専攻と同じ、もしくは近い専攻に出願できますので、ご自身の状況に合わせて、ドイツ留学をどのように実現するのが簡単か、最適か、私たちは一緒に考えていくことができます。
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