ドイツ語の授業に挑戦したいけど、授業についていけるほどドイツ語ができない。ドイツ語を学んだことがない。そういった多くの方が、DSH準備コースを利用した大学進学をされていて、それをサポートしてきました。どんな仕組みなのか、早速みていきましょう!
DSH準備コース
ドイツのいくつかの大学は、出願時にドイツ語力が足りない留学生に対して、通常の大学の授業を始める前に、ドイツ語学習の場となるDSH準備コースを用意しています。DSH準備コースは、通常無料ではなく、1学期(半年)500€程掛かりますが、大学によって支援されているので、通常の語学学校よりも格段に安いです。通常の語学学校とは異なり、DSH準備コースに参加するには、大学に合格する必要があります。
もう少し具体的にご説明しますと、多くの場合、留学生はDSH準備コース自体に出願する訳ではありません。まずは希望する大学の、希望する専攻に出願します。この時にドイツ語力が足りず、希望する専攻の授業を直接始められないとなると、DSH準備コースへ案内され、ドイツ語力が充分となるまで学ぶことになります。ご自身のドイツ語レベルによりますが、3~12か月ほどDSH準備コースで学ぶのが一般的です。ご自身のタイミングでDSH試験(後述)を受け、必要レベルに達したら、自動的に、大学の希望する専攻の授業に進むことができます。この時、他の大学や専攻に出願することも可能ですが、その場合は選考があります。ほとんどのDSH準備コースが、一般的な大学の学期スケジュールに沿っています。
DSH準備コースによっては、出願時に既にある程度のドイツ語力を必要としている場合が多いです。私たちは、ドイツ語が全くできなくても入学できるDSH準備コースを含め、ご自身の状況に最適なDSH準備コースをご提案します。実際に、多くのお客様がDSH準備コースを利用され、ドイツ語の授業に進まれており、それをサポートしてきました。もしご興味を持っていただけたら、オンライン無料相談をご予約ください。大学のDSH準備コースは、安くて、効率的なドイツ語力を上げる方法です。
DSH試験(Deutsche Sprachprüfung für den Hochschulzugang)とは
DSH試験は、ドイツ語能力の試験で、ドイツの大学に入学するためのドイツ語要件を満たしていることを証明するものです。他のドイツ語試験とは異なり、DSH試験は大学が個々に管理するので、各大学のDSH試験は、少しずつ違い、ドイツの大学でのみ受験ができます。DSH試験を受験されたくない方は、TestDaF (Test Deutsch als Fremdsprache) を受験されるのが、一番の代替策となります。TestDaFについて詳しく知りたい方は、TestDaFの公式ページをご覧ください TestDaF leaflet (PDF)。
DSH試験は、4つの要素:リスニング、リーディング、ライティング、学問理解から構成されます。テスト結果によって、受験者は3つのレベルに分けられます。
DSH I = 57% ~ 66%
DSH II = 67% ~ 81%
DSH III = 82% 以上
多くの専攻への出願で、DSH IIが必要条件となりますが、特定の分野や大学では、DSH IIIが求められることもあります(医学部やジャーナリズムなど)。稀に、DSH Iでも受け入れられるところもあります。しかし、そういった専攻は数に限られ、数学分野になります。
私たちは、ドイツ語が全くできなくても入学できるDSH準備コースを含め、ご自身の状況に最適な大学のDSH準備コースをご提案します。実際に、多くのお客様がDSH準備コースを利用され、ドイツ語の授業に進まれており、それをサポートしてきました。もしご興味を持っていただけたら、オンライン無料相談をご予約ください。大学のDSH準備コースは、安くて、効率的なドイツ語力を上げる方法です。