ボン大学 (University of Bonn) 柴山愛香さんのインタビュー

今回のインタビューは、ボン大学(Rhenish Friedrich Wilhelm University of Bonn)にて、Science in Economicsを大学院/マスターで専攻されている柴山愛香さんにお話を聞きました。柴山さんはGoGermanyのお客様であり、ボン大学でのことだけでなく、ボンでの生活やドイツ生活についても、色々お話を聞かせてくださいました!

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ボンでのGoGermanyのお客様との対談 イントロ

大川ゆきこ (GoGermany)

本日はボンに訪れていまして、柴山さんにお話、インタビューさせていただこうと思っています。よろしくお願いいたします。まず自己紹介からお願いしてもいいですか。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

柴山愛香といいます。現在、ライン·フリードリヒ·ヴィルヘルム大学ボンに通っていまして、プログラム名はMaster of Science in Economicsです。経済学を学んでいます。出身大学は上智大学です。上智大学で学んで卒業してからストレートでドイツの大学まできました。

大学院留学を選んだ理由

大川ゆきこ (GoGermany)

ありがとうございます。海外に留学しようかなって大学院で思った理由とかあったりしますか。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

とりあえず院卒のほうが給料がいいと聞いたので、とりあえず院は出たいなって思ったのと、でも周りと差も欲しいし、グローバルな経験もしたいなって思ったので、海外大学院に進学しようかなって思いました。

ドイツの大学院留学を選んだ理由

大川ゆきこ (GoGermany)

ありがとうございます。海外の大学院に行こうかなって思った時に、多分最初に出てくる選択肢ってドイツではないと思うんですね。結構アメリカとかオーストラリアとかになると思うんですけども、イギリスとかもありますし、そこでなぜドイツにしようかなって選んだ理由とかってありますか。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

私がちょうど大学院に海外に進学しようかなって思った時に、インフレとかがやばいんじゃないっていうのがすごい気になってて、さすがにイギリスとかアメリカって物価高いし、保険も大丈夫かなってことも心配になって、じゃあちょっと他の英語圏以外の国にも視野を広げてみようってことになったんですね。ドイツなら比較的英語も通じますし、すごいヨーロッパの中でも経済大国だなってイメージがあったりしたので、ドイツを選びました。

ドイツ生活でドイツ語は必要か

大川ゆきこ (GoGermany)

ありがとうございます。ちなみにドイツで英語通じるって確かに私も住んでて思うんですけど、日本人とかよりも全然ドイツ人英語喋れるしって思うんですけど、最初来た時はドイツ語は全く喋れなかったんですか。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

そうですね。全く喋れなくて、Duolingoでちょっとやっとくかぐらいだったので、全然基本的な挨拶ぐらいしかできなかったです。

大川ゆきこ (GoGermany)

それで生活していく時ってドイツ語大丈夫でしたか。どれくらい通じるとか、英語で生活するのがどれくらい大丈夫かみたいなところをお聞きしたいです。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

ほぼ問題なかったです。薬局とか行ってもみんな大体最初に英語喋れますかって聞いたら、喋れますよって答え返ってきたりとか、あとDHLとか行っても全然問題なかったんで、そこは大丈夫だと思います。ただ一部、ご高齢の方とかは通じなかったりしたので、でもそんなにご高齢の方と話さないで、そこは大丈夫かなと思います。

大川ゆきこ (GoGermany)

ありがとうございます。結構これもよく聞かれるんですよね、質問として。ドイツ語喋れないんですけど、本当に大丈夫なんですか?ドイツ人の英語力って大丈夫ですか?みたいなのが心配されるんですけど、私としては日本人の方よりも全然喋れるので大丈夫じゃないかなと思うんですけど、結構聞かれる質問ではあるんですね。

ボン大学(University of Bonn)の難易度

大川ゆきこ (GoGermany)

ボン大学って、THE世界大学ランキングとかでもトップ200校に入ってくるような、名門中の名門みたいな大学になるんですけど、ドイツの中でも本当に素晴らしい大学なんですけど、日本の大学にいらっしゃったときと比べて難易度の違いだとか、どれくらい授業難しいかとか、そういったところをお伺いしてもいいですか。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

やっぱり修士と学士という違いもあると思うんですけど、やっぱり日本の大学よりも難しくて、あと、母国語でない英語で教えられているので、そこも難しさが加わるかなと思っています。あとみんなすごい学ぶことに対して熱心だし、私ももっとやらないとなと思って勉強しています。

日本の大学とドイツの大学の違い

大川ゆきこ (GoGermany)

ありがとうございます。今、日本と大学との違いみたいなところを、今プログラムの難易度とかの方に入っていましたけれども、その他にドイツの大学と日本の大学って違うなと思うところがあれば教えていただければと思います。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

授業を取るのにまず登録する必要がないっていうのが先ほども言った通りなんですけど、そこがまず驚いて。最初登録しようとしてたんですよ、始まる前何も知らなくて。それで友達とかと、え、登録しなくていいの?みたいになって、一緒になって大学に問い合わせたりしたので、そこは本当に大きな違いかなと思いました。あとは、本来修士2年のコースなんですが、3年で卒業しようかなってあらかじめプランニングしている人もいたので、そんなに卒業に関して急いでいない人もいるんだなっていうのがちょっとびっくりですね。

大川ゆきこ (GoGermany)

そうですね、確かに。履修登録で言うと、日本って絶対に授業を取る前に登録って形になるんですよね。なんですけど、ドイツだと授業に出ていることっていうよりかは、最後の試験で合格して単位を取るっていう形になるので、なので試験の登録っていう形になったりしますね。確かに。

ボン大学(University of Bonn)の留学生の割合

大川ゆきこ (GoGermany)

プログラム、英語ですべて授業が行われるものだと思うんですけれども、そうすると、やっぱり留学生の割合っていうのはすごく大きくなると思うんですけれども、どれくらい留学生がいらっしゃるのかとか、どういう国からの方がどれくらいいらっしゃるのかとか、その国際色の豊かさについてお伺いしたいと思います。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

クラスメイトを見ていても、本当に留学生ばかりっていう感じで、多いなと感じていて、ホームページを見たんですけど、60%から70%が留学生らしくて、過半数ドイツの人じゃないんだっていうので驚いた記憶があります。特に多いなって感じたのは、インドとかですかね、インド系の留学生さんと中国系の留学生さんがすごい多かったです。元の人口が多いからなかもしれないですけど。

大川ゆきこ (GoGermany)

確かにそうですね。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

あと珍しいところというか、なんでって驚いたのか、アメリカからの方もいて、アメリカいっぱい大学があるイメージなので、それでもドイツに来たんだなっていうのはすごく驚きました。

大川ゆきこ (GoGermany)

聞いたことってあったりしますか?なんでアメリカからドイツに来たの?

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

軽く聞いたんですけど、国際経験積みたかったからって言ってて、それでなんかすごい珍しいって思った記憶があります。

大川ゆきこ (GoGermany)

結構私がインタビューしてる中でも、確かについお一人前の方がフライブルク大学の方だったんですけれども、そこでもアメリカ人のお友達と…みたいな話のくだりが出てきたので、多分アメリカってやっぱり学費も高いところもあったりするので、もしかしたらそういう側面でドイツを選ばれるって方もいるのかわからないですけど、勝手にそうなのかなって思ったりもするところです。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

日本人は今把握している限りだと一つ上の学年に一人います。

大川ゆきこ (GoGermany)

そうなんですね。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

他の同じクラスメイトとかいなくて、中国人の留学生がこんなにいっぱいいるのに日本人が一人しかいないなんて、ちょっと寂しいと思っています。

大川ゆきこ (GoGermany)

仲の良いお友達とかどういう人と、グループって言ったら大げさですけれども、どういう人と仲良いとかってありますか?

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

いつも中国からの留学生の女性とよくいつも一緒にいます。

大川ゆきこ (GoGermany)

国が違うと文化も違いはするんですけども、結構似ているところって地域が近いとあったりしますよね。そうですね、ありますね。そうすると馴染みやすかったりしますよね。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

私が大学で第二外国語で中国語を取ってたこともあって、ほんのちょっぴりだけ喋れるんで、中国語を教えてもらったりとかもたまにしてますね。

ボンの大学生ライフ、私生活

大川ゆきこ (GoGermany)

ありがとうございます。私生活ですね、例えば勉強してる以外の時間とかってどういう風に過ごしてるとかってありますか?

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

たまに友達と他のデュッセルドルフとかケルンとかにごくごくたまになんですけど行ったりとか、あとはネットフリックスを見てリラックスしたりとか、あと今ホームステイしてるお家が猫飼っていて、猫と遊んでます。

大川ゆきこ (GoGermany)

いいですよね、動物癒されますよね。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

本当に可愛くて2匹いるんですけど、2匹とも可愛いすぎて、見ててリラックスできます。

ボンは良い都市?ボンの特徴

大川ゆきこ (GoGermany)

よかったです。ボンに来られてたぶん1年ちょうど経つかっていうところになると思うんですけれども、この街自体気に入られてますか?

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

はい

大川ゆきこ (GoGermany)

よかったです。もし友達とかをボンに紹介するとしたら、ここはぜひ連れて行きたいとか、ここは自慢だよみたいな、いいよってところあったりしますか?

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

まずボンは小さい街なんですけど、逆に小ささがすごい気に入ってて、遠くに行く必要もなかったりとか、そんなにガヤガヤしてなかったりするところがとても快適でいいなって思ってます。確かに、英単語のCozyってあるじゃないですか、こじんまりとして快適な。みたいな、まさに英単語がぴったりだなって感じてます。

大川ゆきこ (GoGermany)

ありがとうございます。本当に綺麗ですよね。自然も程よくあり、緑な感じが本当に歩いててもすごく綺麗でしたし、なんかちょっと歴史的なフォトジェニックな建物もあったりして、でも街自体でも結構ショッピングできるような、ショッピングストリートみたいなのもあったりして、すごく住みやすそうなのがあって。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

そうですね。おすすめの場所は、House of Historyっていうところがあって、博物館なんですけど、ドイツの戦争のこととか色々あったりして、まあ戦争だけではないんですけど、そこがすごい面白かったので、来た人におすすめしたいなって思ってます。

ドイツの生活、日本との違い

大川ゆきこ (GoGermany)

ありがとうございます。ボンで生活されている上で、住み方についてお伺いしたくて、あと日本との違いとか、そういったところもお伺いできればと思います。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

違いがいっぱいあるんですけど、驚いたのが、クリスマス休暇がめっちゃ長くて、私今一緒に住んでるドイツ人の家族が、奥さんがベネズエラ出身で、旦那さんがドイツ人という家族なんですよ。なので、去年のクリスマスに、3週間ほど休みをとって、ベネズエラのほうに行ってて、3週間も行くんだって思って、すごいびっくりしました。

大川ゆきこ (GoGermany)

そうですよね。日本ってあんまり長期の休暇って、取りづらいんですよね。なんですけど、ドイツの人ってとにかく、特にクリスマスって、家族で集まる、一大イベントみたいな感じなので、ガッツリしっかり休んでいますよね。そうですよね。ちょっと羨ましい限りではありますけれども。そうですね。そんなところもありますね。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

クリスマスマーケットとかめっちゃ可愛くて、こんなところ実在するんだって、思った記憶があります。

大川ゆきこ (GoGermany)

可愛いですよね。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

売ってるものも全部可愛いし、お店からして可愛いので、マジでドイツに来ちゃったなって、そこで実感が湧きましたね。

大川ゆきこ (GoGermany)

アイコニックなところ本当に多いですよね。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

そうですね。

大川ゆきこ (GoGermany)

今ね、先ほど雨が降ってきちゃったので、中入りましたけども、そこの建物とかもすごく綺麗で、これも一応キャンパスの中というか、キャンパスの一つなんですかね、このエリアというか。このエリアもたくさんキャンパスのビルでもあるみたいな感じですかね。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

どうなんですかね。

大川ゆきこ (GoGermany)

分からないですけど。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

でもメインの、ボン大学って検索したら出てくる、黄色い大きい建物は、もともと、シュロスって言ってたので宮殿でしたっけ、と言われているのは聞きました。すみません、めっちゃ曖昧で。

大川ゆきこ (GoGermany)

いえいえ全然。お城のお庭の庭園とかっていろいろあったりするので、キャンパス自体も、ちょっとキャンパスなのか、これがどうなのか、ちょっと定かではないですけども、この建物とかって、すごく綺麗な環境の中にありますね。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

どこ撮ってもすごい栄えるというか

ドイツ大学院留学のハイライト

大川ゆきこ (GoGermany)

ありますね。ドイツこられて1年経つところになりますけれども、なにかハイライト、すごい印象的だったなっていうこと、大学のことでも私生活のことでも何でもいいんですけど、あれは教えていただければと思います。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

いっぱいちょっと驚くこととか嬉しいこともあったんですけど、やっぱり1番は、第一セミスターのテスト無事くぐり抜けたことですかね。

大川ゆきこ (GoGermany)

結構大変でした最初。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

なんか4つぐらい、4つですね、4つのコース取ってて、テスト2回受けれるんですけど、とりあえずもう1回目と2回目で全部のテストに合格することができて、なんかもう本当安心しました。

大川ゆきこ (GoGermany)

よかったです。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

よかったです。

大川ゆきこ (GoGermany)

結構大変ではあるけれども順調に進められているというかね。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

はい、なんとかやっております。

大川ゆきこ (GoGermany)

ありがとうございます。

ドイツの大学に留学する人へのアドバイス

大川ゆきこ (GoGermany)

ドイツに来られる前のご自身に何か伝えられたとしたとして、今のご自分から、なんか例えば3つぐらいコツだったりとか、何かこれは知っといた方がいいよとかっていうヒントみたいなところあったら教えていただければと思います。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

えーなんでしょう。ヒントとはちょっと違うんですけど、言いたいとしたら日本にいるうちに食べたいものをちゃんと食べておきなっていうの。って言いたいです。ドイツに来てからすごいみたらし団子食べたくなったんですけど、なんかなくて当たり前なんですけど。なんかGo Asiaとかのアジアンショップ、アジアンスーパーマーケットとか、行ってもなんか高いし、日本食実はそんな種類なかったりするんで、食べたいものあったら食べておきなよとは言いたいです。あともっとバイトしろと言っておきたいです。

大川ゆきこ (GoGermany)

ありがとうございます。バイトしといた方がいいっていうのはどちらかというと、ドイツに来られてからいっぱいお金があった方が遊べるよとかそういう側面ですか?

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

あーそんな感じですね。あとなんかなんでしょう。お金は全然今はちゃんと生活できるぐらいには大丈夫って感じなんですけど、やっぱ余力あった方がちょっと心の安心にもできるので、そこはまあもっとバイトしとけようとは自分に思いました。

ドイツ大学院留学は良い選択だった?

大川ゆきこ (GoGermany)

ありがとうございます。もしもう一度留学するかしないかの決断するときに戻れるとして、やっぱりもう一回ドイツに来たいというふうに思いますか?

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

そうですね。思いますね。

ボンの大学生の生活費

大川ゆきこ (GoGermany)

ありがとうございます。例えば1か月で使われてて、それのどれぐらいが例えば家賃を占めてるのかとか、どういうことに他お金を使ってますかとかそういったところをお伺いしても大丈夫ですか。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

いいですよ。今、閉鎖口座から毎月お金が来てるんで、その金額が934ユーロですね。それはあらかじめ自分が入れてそれから来てるって状態なんで、年によって多分違いますよね。閉鎖口座も。

大川ゆきこ (GoGermany)

違いますね。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

なのでそこは人によるかなと思いました。で、家賃が…家賃大体400…470ユーロぐらいで。ちょっとあの…自分としてはやっぱり高いと思ってるんですけど、やっと見つけた家だし、そこはしょうがないかなって思ってます。だいたい食費だと…食費そんなにスーパーとか行っても思ったより高くないというか、マジでやばいって状況にはならなかったんで、だいたい100ユーロいかない月が多いかなっていう感じになってます。でも家賃と食費以外だと…何にお金を…意外と大きいなって思ったのが、保険料の支払い?毎月、留学生なので、TK名前忘れたんですけど、そこに払わないといけないのが、ちょっとそれは意外と重たいなとは思って必要なんでしょうがないですけど。

大川ゆきこ (GoGermany)

そうですね。ビザとか滞在許可申請とか取るときに、いいところでもあれば悪いところでもあるんですけども、ちゃんとカバー…何かがあったときにこれだけの額がカバーされてみたら、きちっと決まりがあってですね。それがカバーされてる保険ってなると本当に、いろいろ企業は他にもあったりはするんですけども、基本的にカバーされてる範囲も金額も同じくらいになってしまうので、そうなんですよね。ほぼそれですねってなってしまうのは絶対に

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

ただ安心できるのでそこは全然、じゃあねお金みたいな気持ちで毎月払ってます。

ドイツの病院事情、健康保険の使用

大川ゆきこ (GoGermany)

そうですね。逆になんかそれこそ、風邪ひいたりとかしたときに、ドイツの文化的にあんまりすぐに病院に行くっていう文化がなくて、私とか日本にいたときとか、ちょっと鼻水出てきたなとかってなると、すぐに病院に行って、ちょっと処方してもらってみたいな感じだったと思うんですけど、ここってなんか、なかなかしぶといというか、病院いかないですよね。すぐにハーブティーだの、1日しっかり寝ようとかみたいな。根性論ではないんですけども、自分で治すみたいな強さを感じますね。なのであんまり行かないんですけども。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

私行ったことがあって、冬に多分寒暖差のせいで自律神経がやられたっぽくて、体調を思いっきり崩したときに、ステイしてる家族の人が、じゃあ病院行きたいなら連れてってあげるよって言って、予約なしにポンって病院に連れてかれたんで、人に寄るところもあるのかなと思ったりしました。ただ、ちょっとだけ体調崩したってときは、じゃあお茶いっぱい飲みなって言われたんで、ハーブティーはそれは本当だなって思います。

大川ゆきこ (GoGermany)

病院に行かれたときって100%カバーされました?

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

はい、されました。

大川ゆきこ (GoGermany)

ですよね。そこ、ドイツ珍しいっていうか、私も来たときもびっくりしたんですけども、日本って保険に入ってても、いくらか払いますよね。そうなんですよ、何十パーセント自分で負担で、病院に行っても自分で払うのが当たり前っていう感覚だったんですけども、こちら来てから、私も大きく体調が結構寝込んだなみたいな時は、私も病院行ったことあるんですけども、そうすると100%カバーされるので、本当に自分はノータッチみたいな感じで、そうなんですよね。お金やってくれてるので、そこは確かに保険料は高いのでちょっと嫌なんですけれども、いいところだなというか、しっかり手厚いなっていうのは思いますね。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

本当にそう思いますね。最初そのときって、普通日本って診察終わったら待合室で待ってお金払うじゃないですか。私待っちゃってて、お金払わなくていいの知らなくて、何、この人いつまでいるのみたいな感じだったので、帰っていいんですかって聞いたら、帰っていいよって言われて、帰っていいんだって思ってちょっとびっくりして帰った記憶が。

大川ゆきこ (GoGermany)

そうですね、そうなんですよね本当に。なんか自分ノータッチっていう感じですね。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

そうなんですよね。

大川ゆきこ (GoGermany)

とりあえず自分だけ診察してもう、さよならって

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

そうなんです。

ドイツ、ボンの治安

大川ゆきこ (GoGermany)

あと、治安ですね。結構心配される方、親御さんに多いんですけれども、言われるんですけれども、夜一人で歩いてて危ないかなと思ったことだったりとか、一人で歩いても大丈夫かなとか、怖い思いしたとか、なんかあれば言っていただければと思います。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

あんまり夜歩かないんで、ちょっと早い時間帯になってしまうんですけど、全然危ない目にはあったことないです。場所が、私思いっきり住宅街に住んでるんで、それもあるのかなって思って。街の中心とかだと全然わかんないっていうか、もしかしたら危ない人もいるかもなんですけど、私のいるところ全然賑わってなくて、家しかなくて、そんな感じなので全然今のところ危険は感じてないです。

大川ゆきこ (GoGermany)

よかったです。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

ただ日本よりもホームレスの方が積極的というか、話しかけてくる場合もあるじゃないですか、そこでちょっと全然安全というか、全然危害を加えるとかないんですけど、危険性を感じる人とかいちゃうのかなとか。

大川ゆきこ (GoGermany)

確かに日本のホームレスとかの方って、お金を、こちらの方って結構お金くださいみたいな、コップとか持ってたりとか、ダンボールみたいなのにお金を寄付してくださいみたいなのを書いて、アクティブに回ってきたりしてて、その人たちがなんか怖いことするとかっていうのは確かに、私も経験したことはないんですけど、日本のホームレスの方ってそんなアクティブにお金を募金してる方いらっしゃらないんですよね。静かにダンボールの中で寝てるみたいなイメージありますので、確かにそれは違いますね。最初いきなり近くに来られたときは、え?ってなりますよね。びっくりしますね。でも別に、ないですって言うとさーって行かれるので、危害を加えられたりとか、何かを取ろうとされたりとかはないんですけど、ちょっとびっくりしますね。

ドイツ大学留学を迷っている方へ

大川ゆきこ (GoGermany)

もし、ドイツの大学に進学するのをちょっと悩んでるとか、どうしようかなって迷われてるとかって方がいらっしゃったときに、何かもしかけてあげたい一言みたいなのがあれば、言っていただければと思います。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

ドイツいい国だし、学費もかかんないし、おいでって感じですかね。

ドイツ留学生の日本の就活事情

大川ゆきこ (GoGermany)

ありがとうございます。日本で就職をしたいと思ったときに、就職活動ってどれくらい大変なんですかとか、どういう風にできますかとかって質問を結構受けたりするんですけど、そこどういう風にやられてるかとかってお伺いしてもいいですか?

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

はい、大丈夫です。始めたときからとかの方がいいですかね。大体その切れ目というか、学期の切れ目は大体同じだと思うんですけど、アカデミックイヤーが半年ずれてるじゃないですか。なので私の場合は、第一セミスターが終わって、テストが全部終わって落ち着いた段階で就職活動を始めました。大体4月ですかね、そこら辺です。まずやったのが、エージェントさん。いっぱい就職のエージェントあると思うんですけど、そこに登録したりとかしてました。今登録してるのが、ワンキャリアさんっていうところと、外資就活.comっていうところと、あとアカリクっていうところですね。多分ワンキャリアと外資就活.comの方が結構有名なところなので、みんな知ってるかなって思うんですけど、アカリクさんが理系の方と、修士、博士、そこら辺の学生をメインにしてるので、結構私と似たような属性をお持ちならいいかなって思います。より理系向けなんで、特に理系の方におすすめという感じです。

大川ゆきこ (GoGermany)

ありがとうございます。インターネットとかでもたまに、現地だと難しいんですけど、インターンシップでしたっけ?とかっていうのも応募したりとかってい、ちょこちょこ始めていってっていう感じですかね。

柴山愛香さん (ボン大学/ University of Bonn)

もちろん自己分析してから、他の就活のエージェントさんに相談して、今次何やったらいいのっていうことを相談しながら今就活を進めてます。5月に入ってからサマーインターンシップの募集がかかるので、そこでウェブテストの対策として、いっぱいウェブテスト課してるところにエントリーさせてもらって、その後にいっぱいウェブテストの練習をしてます。最悪現地開催でもいいので、申し込んじゃうのもおすすめしてます。

大川ゆきこ (GoGermany)

ありがとうございます。

ボン大学 柴山さんのインタビュー 振り返り

大学院での勉強もお忙しい中、日本での就職活動にも熱心に取り組まれ、これは実際に多くのお客様が気にされるポイントでもあり、詳細な経験についてもお話しいただけて、とても参考になりました。インタビュー後の帰り道、一緒にお散歩していた際に、ボンでも七夕飾りのようなものを見るという話をしていたのも、とても懐かしく思います。クリスマスマーケットもそうですが、ドイツの文化を肌で感じ、かわいらしい環境をエンジョイください!偶然ですが、今日はちょうど7/7です。柴山さんのご希望がたくさん叶いますように!!

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