Uni-Assist ユニアシスト
Uni-Assistとは?
Uni-assist e.V. というのは、ドイツの大学に代わって、留学生が出願条件を満たせているか確認する非営利団体です。正式名称は”Arbeits- und Servicestelle für internationale Studienbewerbungen (uni-assist) e.V.”で、e.V.というのは、”eingetragener Verein”の省略です。Uni-assistは、GoGermanyのようなエージェントではありません。Uni-Assistを使用する大学に出願する場合は、Uni-Assistは避けることができません。
Uni-Assistは非営利団体ですが、出願条件の確認は無料では行なっていません。1つの出願時期における、1校目の出願費は75€(11,000円ほど)で、2校目以降は30€(5000円ほど)ずつかかります。
自分はUni-Assistが必要?
これは大学や専攻にもよります。大学がUni-Assistと協力しているところであれば、Uni-Assistが必須となっている可能性が極めて高いです。
Uni-assistの仕組み
ドイツの各大学への出願センターとして機能します。自身のアカウントを作成し、書類を提出(オンラインか郵送が必要な場合も)、出願する大学を選び、出願します。大学とプログラムごとに出願をする必要があり、プログラムごとにUni-Assistが書類を発行します。
Uni-Assistは提出された書類を確認し、ドイツへの出願要件を満たしているか照らし合わせていきます。これをクリアできても、合格したということではありません。しかし、これは必須のプロセスで、この後に合否の判定が行われます。
私たちGoGermanyの「留学プランニング」を利用される場合、ご自身の出願書類について事前確認をしております。従って、出願条件を満たせているか、出願前にアドバイスすることが可能です。Uni-Assistや大学と同じ基準に基づいて確認しています。
Uni-assistは、残念ながら手続きに時間を要しますので、1年の中でいつ出願するかにもよりますが、4~8週間ほど事前確認作業にかかります。
VPD (Vorprüfungsdokumentation)とは
VPD (Vorprüfungsdokumentation)は大学が必要とする場合がある書類です。上記の通常のプロセスとは異なり、VPDを使ったプロセスは多少複雑になります。もし大学がVPDを出願プロセスとして必要とする場合は、追加の手順が必要になります。最初にUni-assistでVPDを得るための申請をしてから、大学の出願を進めることになります。
VPDが発行され次第、ご自身で大学側に転送する必要があります。VPDが必要な場合は、最低でも出願期限の8週間前には、VPDの申請をされることをお勧めします。
Uni-AssistとHochschulstart
Uni-assistとHochschulstartは2つの異なる組織で、2つの異なる目的のためにあります。Uni-assistを使用することによる、Hochschulstartへの影響はなく、その逆もありません。Uni-assistは留学生の出願書類を事前確認する役割を担い、Hochschulstartは、その後、書類を受け取り、ご自身の成績などを元に、志望順に各大学への席を割り振る担当をします。その他の大きな違いは、Uni-Assistは留学生だけが使用する可能性があるもので、Hochschulstartは一般的に誰でも使用する可能性があります。繰り返しになりますが、使用の必要があるかは大学やプログラムによります。
GoGermanyとuni-assist
Uni-assistは、GoGermanyを含む、いかなるエージェントとも協定がありません。非営利団体(e.V.)であり、大学の代わりに行動する機関であり、Uni-assistは全ての出願を平等に扱います。
しかし、GoGermanyが大学出願をサポートする明確なメリットがあります。Uni-assistは確認に時間がかかるため、書類不備の判明が遅くなり、追加提出しても間に合わないことが多いので、私たちにて、正しい形式・期限に提出ができるように対応します。出願資格についても、費用をお支払いされる前に、私たちにてアドバイスが可能です。