フライブルク大学 (University of Freiburg) 岩野さおりさんのインタビュー

今回のインタビューは、フライブルク大学(University of Freiburg)にて、Liberal Arts and Sciencesを学ばれている岩野さおりさんにお話を聞きました。岩野さんはGoGermanyのお客様であり、フライブルク大学でのことだけでなく、フライブルクでの生活やドイツ生活についても、色々お話を聞かせてくださいました!

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フライブルクでのGoGermanyのお客様との対談 イントロ

大川ゆきこ (GoGermany)

今フライブルクの中でカフェにいて、岩野さんにお話を聞こうと思います。岩野さん、最初に自己紹介をお願いします。

岩野さおりさん (フライブルク大学/ University of Freiburg)

私の名前は岩野さおりと言います。私は今フライブルク大学というドイツの一番南にある街のとてもキュートな大学に通っています。私のいるプログラムはリベラルアーツ&サイエンスというプログラムになっていて、普通の大学は3年間だと思うんですけど、4年間のプログラムで1年間はファンデーショナルイヤーって自由なベーシックなものを学ぶ時間があってその後専門に分かれていくというプログラムになっています。

大川ゆきこ (GoGermany)

ありがとうございます。

ドイツの大学留学を選んだ理由

大川ゆきこ (GoGermany)

今まで、先ほどフライングして聞いちゃいましたけど留学経験とか特になかったということなんですけどなぜドイツの大学に行きたいなと思ったとか、決め手になったところは何ですか?

岩野さおりさん (フライブルク大学/ University of Freiburg)

そうですね、正直に言うと高校1年生か2年生くらいの時からはフライブルク大学に目をつけていてここに行きたいなと思っていて。というのも私が気候変動とか環境問題の活動をしていて、環境問題とエネルギー問題というのに興味があって、ドイツのエネルギー政策だったり環境政策がすごい面白いなと思っていたのと、フライブルクという町も環境先進的な町として知られているというのもあっていいなと思っていたのもありますし、このプログラムが英語だったのでこれだったらドイツ語じゃないから私でも行けるかなと思ったのが決め手で、ずっと行きたい、行きたいとずっと思っていて実際コロナがあったりしていろいろあったんですけど、最終的にここに来ることができた感じです。

大川ゆきこ (GoGermany)

よかったです、確かに覚えています。最初の時からフライブルク大学のリベラルアートのプログラムに行きたいですというのをよく言っていただいて、私も最初に質問を考える時から思っていたんですけど、ドイツが先なのかもしかしたらフライブルク大学のプログラムにすごく魅力を感じられてドイツの大学に進学しようかなと思われたのかなと思ったら、そっち側だったってことですね。本当に合格、本当におめでとうございます。本当によかったです。モチベーションレターとかも読んでいる時点で、私たちスタッフ一同としても本当に岩野さんに絶対に行っていただきたいと思ってて、本当に感動ものぐらいの勢いで本当に嬉しいところでありますね。じゃあ次の質問ですね。

フライブルグ大学(University of Freiburg)の難易度

大川ゆきこ (GoGermany)

次はドイツの大学で、フライブルク大学に実際に来られて、フライブルク大学って実はTHE世界大学ランキングのトップ200校に入ってくるものすごい名門の大学にはなるんですけど、日本の大学にいた時と比べてやっぱり難易度とかで難しかったりとか、あとなんか違うところ、レクチャーでもいいですし図書館とか何でもいいんですけど、学ぶので大学通うので違うなって思ってるところってあったりしますか?

岩野さおりさん (フライブルク大学/ University of Freiburg)

そうですね。やっぱり図書館とかに行くとすごいよく分かるんですけど、学生が本当に勉強に集中して。でもなんかその勉強に集中する時は集中するけど、遊ぶ時は遊ぶみたいなのがすっごい分かれてて、例えば私が今住んでる寮はSeeparkっていう公園みたいなところの横にあるんですけど、土日はすごいなんか学生がいっぱい来て、みんなそこの湖のほとりとかで泳いだり遊んだりしたり、クラブとかもあって夜はクラブに行くとかすごくあるんですけど、図書館に行くとみんなめっちゃ集中してて、すごいそのメリハリ、学問と自由な時間を楽しむみたいなこのメリハリがすごいあるっていうのが、ドイツの学生の印象としてあるっていうのが一つと、

あと私のプログラムの規模がちょっと小さめっていうのもあるんですけど、学生と先生の距離がすごい近くて。あと英語なので敬語だったり何々先生みたいな言い方がないので、特にフラットな関係なんですけど、でもなんか結構ほんとに距離が近いから何でも質問できるし、日本だと先生とか教授ってものすごく偉いから、なんか質問するってちょっとハードルが高かったりとか、質問だったらちょっとチャレンジする、ここってこうじゃないんですか?みたいなちょっとチャレンジするのが気が引けるっていうのがあると思うんですけど、こっちは全然そういうのをウェルカムみたいな感じで、そういうのがあるからこそ先生たちもやる気になるみたいな部分も多分あるみたいで、そういうのを楽しんでくれてるみたいなカルチャーがあるので、それはなんかすごい勉強しがいがあるという感じがします。

大川ゆきこ (GoGermany)

よかったです。結構プログラムとかは楽しんで、このドイツでの学びっていうのは充実されたものなってるかなぁという気がしますけど、

フライブルク大学(University of Freiburg)の留学生の割合

大川ゆきこ (GoGermany)

プログラムですね先ほども出てきましたけど、英語で全部授業してるってことなので、留学生も結構多いんじゃないかなと思うんですけど、例えば留学生の割合だったりとか、その中でも国別の割合どういう国の人が多いのかとか、そういった国際色の豊かさっていうところもお伺いしたいです。

岩野さおりさん (フライブルク大学/ University of Freiburg)

結構これは結構驚いたことなんですけど、最初にガイダンスの時に、実は留学生の出身国の中で一番多いのは日本ですって言われて、これ多分交換留学の人も含めてだと思うんですけど、なんかでもいっても4人か5人ぐらい日本人がいて、最初の時も交換留学の方が多くて。でもそれが一番多い出身国の割合のレベルなんで、この国からすごく多くの人が来てるっていうのはあんまりないっていう感じですね。でもドイツ外から来てる人の割合は多分大体25%くらいとか20%くらいとかで、でも言ってもやっぱりEUの中から来てる生徒さんっていうのは多いかなって思います。あとはアメリカとか、あとは中国とかからも何人かいたりとかですかね。結構そのビザとか取るので、私たち意外とアメリカと同じ扱いなので、アメリカから来た子たちと一緒にちょっと一緒に戦うみたいなのは結構ありました。

フライブルクは良い都市?フライブルクの特徴

大川ゆきこ (GoGermany)

ありがとうございます。フライブルクに来られて、フライブルク自体この街気に入られてますか? あともし誰かフライブルクにお友達とかが来る、他の都市とか他の国から来るってなった時に、ぜひここに連れて行きたいとかっていう、お気に入りの場所とかあったりしますか?

岩野さおりさん (フライブルク大学/ University of Freiburg)

そうですね。フライブルクの雰囲気自体はすごく気に入っていて、私ここに来る前は東京の大学に行っていたんですけど、皆さんご存知のように、東京とか日本のカルチャーってすごいストレスフルな部分もあって、毎日いろんな情報が入ってくるし、全てのことがいい意味でも悪い意味でも時間通りにすごく早いペースでどんどん進んでいくので、社会人にとってはいい、ビジネスパーソンにとってはいいかもしれないですけど、学生で勉強にじっくり時間を割きたいみたいな時はやっぱりそういう環境よりも、フライブルクのゆったりしたカフェのような、本当にみんなさんにゆったりしてて、こういう環境の方が時間的にも、心的にも余裕を持って生活できるのでそれはすごいいいなって思ってます。

お気に入りの場所は結構もしかしたらこれはドイツ全体に言えるのかもわからないんですけど、コミュニティシアターみたいなのがなんかポツポツとあって、なんか大きい映画館じゃなくて小さい映画館がちょっとなんかマイナーなやつも上映してるみたいなのがあって、そういうのにちょっと友達と行くのとかが結構好きです。あとはミュンスターっていう一番大きい大聖堂の近くでもマーケットとかやってるんですけど、朝なんかちょっと外れてちょっと違うところのマーケットとかに行くのも、結構新しいものに出会えて面白くて好きですね。あとはフライブルクは特にワインが美味しいので、ワインフェストが5月から7月くらいかな。ちょっと秋くらいにかけてあるので、なんかそれワインフェストこの前一つ行ってきたんですけど、それもすごいなんか地元の人たちと喋る機会にもなってすごいワインも美味しい、ワインも美味しいのでそれもぜひフライブルクに来たら挑戦してみて欲しいことの一つ

大川ゆきこ (GoGermany)

ありがとうございます。ワインフェストもちょっとさっきお写真見せていただいたんですけど、本当に素敵だな、この天気の良さを最大限に活かされてるような気がします。

フライブルクの大学生の生活費

大川ゆきこ (GoGermany)

フライブルクで生活されていて、どれくらい1か月で生活費がかかるかとか、寮がどれくらいかとか差し支えない限りでいいんですけど、そういった費用のところをお伺いしたくて。あと日本とドイツで比べて何が安いとか、何が高いなとか感じるところとかあれば教えていただければと思います。

岩野さおりさん (フライブルク大学/ University of Freiburg)

まず、フライブルクの家賃の相場は運が良かったら400ユーロくらいで、ベーゲーっていうシェアルームみたいなのが取れるかなという感じで、そもそも家を探すのがすごい大変なんですけど、400ユーロが相場で、それと保険が120ユーロくらいだから固定費が520ユーロとか530ユーロとかがだいたいいいところかなっていうので、食費は本当に人によるし、私はプラントベースだからお肉とかお魚とか買わないので、そこにそんなにお金がかからないっていうのがあります。だから私の場合だと本当に100ユーロくらいでもう済んじゃう感じ。あとフライブルクはフードシェアっていうのが結構盛んにあって、図書館の前とかにもコンテーナーがあったりするので、なんかちょっとお腹空いたときはそこを見ればパンとかつまめるしとかあるので、私だったら全然100ユーロくらいで食費は済んじゃうので、あとちょっと遊ぶお金があればいいので650ユーロとかあれば、月割と生きていけるんじゃないかなって思います。

大川ゆきこ (GoGermany)

ありがとうございます。

岩野さおりさん (フライブルク大学/ University of Freiburg)

高いもの安いもので言うと、アイスクリームがめっちゃ安いのがお気に入りですね。本当に1.5ユーロか1.7ユーロとかで1カップ買えますし、みんなのおやつっていう感じですね。あとワインとかビールもすごい安くて、アルコール類が基本的に安くて、フライブルクはビールも有名だし、ワインもすごく有名なので、バーデン州がすごい有名なのでカイザーシュトゥールとかのワインとか普通にスーパーでも買えるので、それは絶対お勧めします。

でも日本と比べて絶対にお魚は高いし、あんまり美味しくないかもみたいな感じがあります。なので、私もポルトに行ったのも海が見れるしちょっとお魚も食べれるっていうのがあって。ポルトに行ってもすごいドイツ語を聞いたので、ドイツ人も美味しいシーフードを食べたい時はスペインとかポルトガルにバケーションに行くんだなって思いました。

ドイツ生活でドイツ語は必要か

大川ゆきこ (GoGermany)

ありがとうございます。今ちょっとドイツ語っていう話がチラッと出てきて、先ほども結構ドイツ語すでにA2ぐらいで喋れるので、披露していただいてなんですけれども、ドイツ語ってやっぱりここで生活していく上で必要だと思いますか? あと来た時って多分ほとんどドイツ語全く喋れないという状況だったと思うんですけれども、何か苦労とかってしましたか?

岩野さおりさん (フライブルク大学/ University of Freiburg)

そうですね。正直フライブルクはすごいフライブルクの人は英語をみんな喋ってくれるので、英語で話しかけたら。なのでそんなに、なんかものすごく困るっていうことはないのかなって思いますけど、あとGoogle翻訳とか書類とかは使えばいいので、すごく困るってことはないんですけど、本当に地元の人とお話ししたいなっていう時は、マーケットとかワインフェストとかでワインの話ししたいとかになったらドイツ語ができた方が絶対楽しいっていう感じですかね。もっと仲良くなれる。英語だと若干距離感があるのでドイツ語の方が仲良くなれるし、クラスメイトとかでもドイツ語をめっちゃ喋れるようになると、え、なんかどうしたの?みたいな感じで、すごいじゃんみたいな感じになるので。ここでも、ドイツ人の友達との距離感もすごい縮まると思うので、自分にとってもいいと思います。あとやっぱり勉強面でも、プログラム自体は英語なんですけど、大学の本学の授業も一応取ることができて。なのでドイツ語ができると本学で自分が興味がある授業が取れるようになるっていうのがすごいアドバンテージなので、ドイツ語を頑張れば頑張るほど自分の勉強のためにもつながってくるので。それはできた方がいいと思います。

フライブルクの大学生のアルバイト事情

大川ゆきこ (GoGermany)

ありがとうございます。ちょっと質問には書いてなかったんですけど、今ふと思ったんですけどアルバイトとかって何かされてたりしますか?

岩野さおりさん (フライブルク大学/ University of Freiburg)

今まだ開始してないんですけど、夏から始める予定があってそれはベルリンに本社があるところで、リモートでワークができるところなんですけどちょっとなんか特殊で、私がドイツに来る前に日本の大学に行きながらインターンをしてたんですね1年間。インターンしてた時に培った経験とか知識とかっていうのが一応あって、それを使って英語で仕事ができるっていうところを見つけて、自分でいろいろカバーレターとか書いてレジュメとかも書いてメールで送って、その企業からぜひっていう感じでお答えをいただいたので、それでちょっと今、日程とかプロジェクトとかの調整をしてて、夏ぐらいから始められたらいいですねって話しました。

大川ゆきこ (GoGermany)

すごいですね。バチッと合うところが見つかったってことですね。

岩野さおりさん (フライブルク大学/ University of Freiburg)

それは結構難しいレアなケースだと思いますね。でも私がなんでこだわったかっていうと、お母さんがそんな経済的な理由だけでアルバイトとかはしてほしくないって言って。本当にあなたの身になる経験ができそうなところ、自分がコミットする価値があると思えることに時間を費やしてほしいって言われてたので、周りのドイツ人の子とかは結構どんどん仕事を見つけて私働いてるからみたいな感じで、最初はやばいって焦ったりとかもしたんですけど、焦らずに粘り強く探したらそういう道もあったので。

大川ゆきこ (GoGermany)

良かったですね。急がば回れというか周りに流されず、本当にやりたい自分のためになるとか親御様のサポートすごくいいなと思いましたね。自分でやらなきゃってなると、すぐに目の前のことにってなりがちですけど、長い目で見てくださるのが素晴らしいと思います。あとですね、岩野さんは先ほども出てきましたけどサステナビリティとか環境とか環境保護とかですね、そういったところにすごくご興味持たれているところだと思うんですけど、フライブルク、特に環境都市と言われてますしドイツそのものが環境先進国とも言われてますけど、人々のマインドというか日本人とドイツ人の環境に対する思いだったりとか制度とかもそうですし、そういったところで違いとかって感じることってありますか?

岩野さおりさん (フライブルク大学/ University of Freiburg)

そうですね。なんかもったいないマインドは意外とドイツ人強いなっていうのが結構驚きました。フードシェアとかももったいないじゃんみたいな感じで、みんなでシェアしたりスーパーに行ってフードセーバーって人たちがスーパーで捨てられちゃうものをもらってきて、コンテナとかに行ったり。毎週、あるカフェでフードシェアリングカフェみたいなやってて、誰でも来ていいよみたいなすごいインクルーシブな会をやってたりとかして、なんか意外ともったいないマインドは結構日本より、今の日本よりも強いんじゃないかなって思ったりしますね。カフェとかに行っても、大学のカフェとかでも、捨てられる容器ってのは絶対出てこなくて、みんなカップを大学の図書館のカフェでコーヒーを買ったらコーヒーを持っててみんな外のテラスとかベンチとかに座って一回30分くらい飲んで、またカップを返しに行くみたいなのが当たり前で、それはすごいやっぱりいいなと思ってて。あと市内で使えるカップみたいなのが多分あって、市内のカフェだったらそのカップを持ってけば入れてくれるとか、フライブルクの人はみんなビーガンとかベジタリアンの人とか多いと思うので、例えばフライブルク大学の食堂メンザーって言うんですけど、食堂のメニューも私が聞いたところによると、数年前まではあのノンベジのメニューとベジのメニューが半々くらいだったらしいんですけど、今ほとんどがベジタリアンだとかビーガンになってて、どんどんそのミートの入ってる日が少なくなってるらしくて、どうもあと給食もビーガンに切り替わったって聞いてるので、そういう意味でそういう食の環境問題みたいなものへの意識も強いなって思います。

ドイツ大学留学のハイライト

大川ゆきこ (GoGermany)

ありがとうございますそろそろですね1年間ぐらいちょうどフライブルクドイツに留学されてから経つと思うんですけど個人的なハイライト印象に残ってる出来事なんかあったよっていうのがあれば教えていただければと思います。

岩野さおりさん (フライブルク大学/ University of Freiburg)

そうですね。勉強面は、結構なんか最初は結構1学期最初のセミスターは結構スローな感じだったのでそんなにすごい大変って訳じゃなかったんですけど、その代わりに最初にすごい大変だったのが手続き。いろんな手続きがすごいいっぱいあるし、最後に滞在許可を取るっていうところの手続きが、本当にすっごい大変で。冬のドイツって朝の9時とかからしか日が昇らなかったりするんですけど、朝の7時ぐらいにオフィスの移民局のオフィスに並んでみたいなのがすごい大変で、それを学校の同じインターナショナルの生徒友達と一緒にみんなで固まりで行って、そこのオフィスの人たちに立ち向かうみたいなそういう大変だったけど楽しかったなみたいな記憶もあります。

あとは、ドイツ語がすごい喋れるようになってくるとドイツ人の子たちとの距離が縮まってきてドイツ語でみんなと喋れたときにやっぱりすごい自信にもなるし、すごい距離が縮まったなって思える体験でそれはすごいいい記憶。

ドイツの大学に留学する人へのアドバイス

大川ゆきこ (GoGermany)

もし、留学する前のご自身に戻れるとして、何かそのときに知っておきたかったなってことだったり、例えば今の自分だったらこういうこと教えてあげたいなみたいなこと3つぐらい。もっと狭くても、多くてもいいんですけど何かあったりしますか?

岩野さおりさん (フライブルク大学/ University of Freiburg)

もうちょっと、ドイツ語勉強したほうが絶対いいっていうのは絶対ありますね。やっぱなんかそのほうが地元の人とのコミュニケーションもいっぱいとれるし、絶対ドイツ語はやっといたほうが良いなと。人によっては多分冬も長くて、寒くて日も短くて結構ディプレスド、ちょっと落ち込むみたいなこともあるので、途中で友達とかがクリスマスとかみんな地元に帰っちゃったりして、一人になっちゃう時間とか結構あって、そのときにあれ何のためにここに来たんだろう。ときどき思うこともあるかもしれないんですけど、最初にちゃんと自分がやるべき目標みたいなのを持ってたら、今ちょっと暇な時間とか孤独な時間も、こういう風に使えば自分の目標のためになるなとか、みんながいない間にめっちゃドイツ語を勉強して、みんなを驚かせてやろうとか。そういう目標を何でもいいから常に持ってるとなんとなく落ち込みかけたときにすごい強いなって思いますね。

あとはやっぱり日本の友達とか家族とかとも、連絡取るようにしてるとやっぱり勇気づけられるし、みんなも頑張ってるから、自分も頑張ろうみたいなそういうつながりも大事にしとくっていうのは大切だなと思います。

ドイツ大学留学は良い選択だった?

大川ゆきこ (GoGermany)

ありがとうございます。もう一度やり直せるとしてドイツの大学にもう一度進学したいと思いますか?

岩野さおりさん (フライブルク大学/ University of Freiburg)

そうですね。私は絶対ドイツの大学に行きたいと思います。っていうのはやっぱり日本で結構息苦しさも感じてたし、日本の大学に行ってたときはやっぱり自分が結構色々質問とかいっぱいしたいタイプだったけど、周りの子はなんでそんな質問するのみたいな感じで見られることもあって、なんとなくちょっとそういう浮いてる感じがあったし、みんなが同じレベルでガツガツしてないことに、ちょっとなんか不満を覚えたりしてたので、高校のときとかもそうだったんですけど。でも今はそれが当たり前。みんながどんどん授業を作っていくっていう感じが当たり前なので、それは本当にここに来てよかったなと思いますし、色んな国から来てる生徒がいるので全然自分が知らなかったことばっかりだなっていうのを知らされるとともに、すごいそれをどんどん学ぶきっかけになるいい機会をもらえたなと思って、日本にずっといたら絶対見えなかったものとか、知らなかったことっていうのがいっぱい見えてきたので、すごい私はよかったなと思います。

これからドイツ大学進学を検討される方へ

大川ゆきこ (GoGermany)

ありがとうございます。例えばドイツの大学を進学するか迷ってる人とかに、何か一言あればお願いします。

岩野さおりさん (フライブルク大学/ University of Freiburg)

なんかただドイツに行きたいとか留学してみたいって思ってくると、もしかしたら冬の孤独感にやられるかもしれないので、絶対に何か目標があってこれが勉強したいとかこういう風になりたいとかっていうのを、結構強く持ってた方が絶対に、なんていうか、上手くやっていけると思います。っていうのが結構あって、っていうのとでもなんか来てみて、一回来てみてでも合わないなと思ったらなんかまた道を変えるっていうのも全然ありだと思うので、なんか自分に合うか合わないか試してみるっていう意味で、一回挑戦してみるっていうのも全然ありだと思いますし、なんか最初はちょっとドイツに来るの抵抗あったけど、来てみたらすごいいいんじゃんと思って、すごいなんかいい人に出会えたとか、友達に出会えたとかっていうのもあると思うので、まあでもとりあえず挑戦してみたらいいんじゃないかなと思います。

フライブルク大学でのドイツ語の学習方法

大川ゆきこ (GoGermany)

ありがとうございます。ドイツ語についてどのように勉強されてるとかってありますか?

岩野さおりさん (フライブルク大学/ University of Freiburg)

今、大学の語学スクールっていうところで、ドイツ語の授業をとってますけど、語学スクールっていうのは大学からちょっと外れたデパートメント、管轄で、大学の学生以外でも社会人でも語学コースに入れるんですね。なので私のクラスには学生もいるし、バチェラーの人もいるしマスターの人もいるし、あと普通の社会人で病院で働いてますとか、IT企業で働いてます、トルコから来ましたみたいな人とかもいて、すごいなんか学校の外からの人といっぱい会えるし、面白いのが日本でドイツ語を勉強してると日本人と一緒に勉強してるのでなんか日本語、ドイツ語だっていうなんかいつもその対訳だったりとかみんな同じような発音の感じで勉強すると思うんですけど、そのプログラムに行くと時々英語も使うけど、ほとんども全部ドイツ語で勉強するドイツ語をドイツ語で勉強するっていうので、みんなちょっと違うアクセントとかも持ってて、みんなほんといろんな国から来てるのでアフリカだったり、トルコとか中東だったり、南米だったりアメリカとか、他のEUの国だったりとかで、みんなすごいなんか違うアクセントを持ってるけど、みんな一生懸命同じことに同じドイツ語の目標に向かって勉強してるっていうのがすごい面白くて、私はなんかすごいインターナショナルなドイツ語の授業っていうのをほんとに楽しんでて、それはある意味インターナショナルな学生が多いフライブルクならではのドイツ語の授業なのかなって思ったりしてます。

大川ゆきこ (GoGermany)

ありがとうございます。面白いですね。確かに大学外の人が来るっていうのもなかなか面白いですね。ドイツ語を学ぶでも、同じバックグラウンドに、国は違うのもかなりのバラエティですけれどもやっぱり大学生っていうと年齢層も価値観も固まりがちだったりしますけど、社会人とかいろんなところから来るとほんとにごちゃ混ぜって感じですね。面白いですね。全然関係ないですけど参加したくなっちゃいますね。頑張ってください。頻繁に行われるんですか?どれくらいの頻度で

岩野さおりさん (フライブルク大学/ University of Freiburg)

週に2回で、選べるんですけど朝の8時とかからのコースと、夜の6時半とかからのコースが選べて、自分の好きな時間で、私は夜のコース行ってるんですけど、フライブルクも日が長くなってるので授業が終わってもまだ日が出てるみたいな。8時とかでも日が出てて、みんなご飯この後行く?とかそういう日もあったりとか。面白いです。

フライブルクの暮らし

大川ゆきこ (GoGermany)

楽しそうで羨ましい。すごいいいですね。話ずれますけれども、本当に冬がちょっと孤独で気持ちが下がっちゃうのも確かにあるんですけども、夏が始まるっていうか気温が暖かくなり始めたところとか、日が長くなり始めたところの人々のテンションの上がり方って半端ないですよね。すぐにこんな感じで外にテラスに並べて。まだ結構寒いぞっていう時期にも並べて、みなさん元気よく外で食べたりしますね。ありがたみを感じて、自然とかもすごい調和して自然を楽しんで生きてるっていうのが結構伝わってくるなって気もしますね。

岩野さおりさん (フライブルク大学/ University of Freiburg)

私はドイツの、ドイツの言葉で Die Sonne geniessenという (Enjoy the sun) 太陽を楽しもうっていう言い方があって、それがすごい好きで、本当にみんな太陽が出てきたらすごい感謝して楽しむっていうカルチャーがすごい好きですね。

大川ゆきこ (GoGermany)

私も好きです。ありがとうございます。

ドイツ、フライブルクの治安

大川ゆきこ (GoGermany)

治安についてよく聞かれるんですけど、お客様とかにも。フライブルク歩いていて、例えば夜一人で歩いていて大丈夫そうですかそれとも、あとは何か怖い経験をされたこととかあったりしますか。

岩野さおりさん (フライブルク大学/ University of Freiburg)

季節と時間帯によると思うんですけど、基本的にフライブルクはすごい治安がいい街だと思います。なんか12時ぐらいとかでも歩いてても、そんなになんか人気はなくなってきますけど、そんなに危険っていうことは感じたことはないですし、トラムが12時半とかがラストぐらいのトラムなので、それまでに間に合えば家にちゃんと帰れますし、それに間に合わなかったら例えば自転車のシェアリングが街のあちこちにあるので、それに乗って帰れるっていうのもあるので全然大丈夫ですし、パブとかも10時ぐらいまでは空いてたりするので、街の人もそこそこに賑やかだったりするので、基本的にはそんなに危険な街って思ったことはないです。でもなんかちょっと住む場所とかによって、ちょっと街の外れとかに例えば住んでたら、もうちょっと違うのかもしれないですけど。

私なんかこの前3月、ポルトガルに行ったときはすごい違う感じで、ポルトガルの方が夜はちょっと危険な感じがしてましたけど、フライブルクに帰ってきたときはなんかすごい平和な街だなって思いました。あともう今夏の時間になってくると、日がなんか夜の9時くらいに落ちるので、全然なんか9時10時とかでも結構なんていうか夕方くらいな感覚でみんな過ごしてるので、夏はすごいそういう意味では安全だと思います。

大川ゆきこ (GoGermany)

ありがとうございます。

フライブルク大学 岩野さんのインタビュー 振り返り

インタビュー後には、コミュニティーシアターに実際にご案内いただき、フライブルクの町並みについてもご説明くださいました。なんとなく岩野さんがこの町でどんな風に生活されているか垣間見えたような気がしました。岩野さんはきっとプログラムの中でもとっても優秀で、積極的に学ばれる姿勢と、オープンマインドでいらっしゃることが強く伝わりました。これからも応援しています!!

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