Hochschulstartとは
Hochschulstartは、出願や、合格枠の管理など、ドイツの大学をサポートする、出願プラットフォームです。Hochschulstart自体は、非営利団体として作られ(“Stiftung für Hochschulzulassungen – SfH”)、完全に公立の融資を受けているため、出願者は無料でHochschulstartを使うことができます。残念ながら、全ての大学がHochschulstartを使用しているわけではなく、使用しているか否かは分かりづらい場合もあります。
The website from Hochschulstartのwebサイトは英語で対応していない(ドイツ語のみ)ですが、下記のリンクからアクセスすることができます: https://hochschulstart.de
DoSV (“Dialogorientierte Serviceverfahren”)
Hochschulstartを使う最大のメリットは、大学の合格枠を効率的に配分できることです。出願者は複数の大学に通常出願するので、複数の大学から合格が得られるため、大学側は補欠枠を確保しており、最初に合格した学生側が入学を希望しなかった場合に、割り当てられるようになっています。HochschulstartとDoSV (“Dialogorientierte Serviceverfahren”)は、出願者に志望順位を聞くことで、Hochschulstartからは合格が1つだけ出るような仕組みになっています。合格した大学よりも志望度が低かった大学にも合格できた可能性があっても、合格は出ず、他の出願者にその枠が譲られます。これにより、大学側は、選考や補欠枠の人数を減らすことができます。
この全体のプロセスは、下記Hochschulstartのページで詳細に説明されています(ドイツ語のみ): https://www.hochschulstart.de/informieren-planen/verfahrensdetails#c687
自分はHochschulstartが必要?
Hochschulstartを使う必要があるか否かは、大学やプログラムによります。例えば医学部は、出願に必ずHochschulstartを使用する必要があります。他の専攻は、大学によってHochschulstartを使うかどうかは異なります。Hochschulstartのサービスの中に、DoSV (“Dialogorientierte Serviceverfahren”)と呼ばれるものがあるので、DoSVや”dialogorientierte Serviceverfahren”の使用について記載がある場合は、ドイツの大学出願にHochschulstartを使用する必要があることがわかります。
HochschulstartはBachelorに出願する場合や、ドイツでの国家資格を前提としたプログラム(例:医学部) の場合のみ必要になります。MasterのプログラムはHochschulstartでは扱いません。
GoGermanyと一緒に進められる場合は、弊社の専門家が事前にチェックし、必要であるか、対応の仕方を丁寧にガイドします。
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Hochschulstartの仕組み
最初のステップは、個人のアカウントをHochschulstart (DoSV-Bewerberportal)に作成することです。登録が完了したら、2つの異なるナンバーがアカウントと共に与えられます。
BID (Applicant ID ドイツ語ではBewerber-ID)
BIDナンバーは、ご自身のアカウントナンバーです。これはアカウントと提供した情報を紐づけるものです。
BAN (Applicant Authentication Number ドイツ語ではBewerber-Authentifizierungs-Nummer)
BAN ナンバーは、ご自身のアカウントと、大学側がアカウントにアクセスし出願用の情報を確認するための認証番号です。
無事出願を完了させるためには、どちらのナンバーも大学やUni-assist(ご自身が希望する出願先による)に送る必要があります。
優先順位・志望順位を決める
出願者は出願期限から1週間程度までに、志望順位を付ける必要があります。ログインすることで、Hochschulstartを使用して出願する大学について順位付けすることができます。
⚠️志望順位を正しく付けることは最も重要なステップで、忘れてはいけません。最悪の場合、本来合格できた可能性があっても落とされます。
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