ドイツへの留学時期

この記事では、私たちのほとんどのお客様が辿られるスケジュール・タイムライン(時系列)をご紹介します。ただ、ご自身の状況によってはスケジュールが異なることもあり、個々の状況に応じて変動がある点はご留意ください。この記事の最後には、最もよくご質問いただく事項や、いつまでに留学を決断した方が良いかなど、気になるポイントを詳細にカバーしています。

ドイツ大学の学期

ドイツの大学は2セメスター制ですので、1年間が二分割されていて、ウィンターセメスター(冬学期)とサマーセメスター(夏学期)で構成されています。ウィンターセメスターは10月〜3月、サマーセメスターは4月〜9月です。大学の卒業までの在学期間は、大学やプログラム(学部)によっても異なりますので、大学のwebサイトで調べることができますが、通常、6セメスターか7セメスターと書かれています。つまり、これは3年や3年半で卒業できるプログラムであることが分かります。

ドイツ大学の入学時期はいつ?

ドイツの大学のほとんどは、ウィンターセメスター開始のタイミングである、10月の頭に入学を受け入れます。大学によっては、9月末頃からすでにウィンターセメスターが開始し、授業が始まるというケースもありますので、9~10月くらいに入学するイメージです。また、多くの大学はウェルカムウィーク(新入生歓迎ウィーク)を用意しており、授業開始の1週間前に企画されている場合が多いです。

大学によっては、サマーセメスターからの入学も受け入れるところがあります。その場合、日本のように、4月頭(早い場合は3月末)から入学できます。

入学のタイミングは、大学や学部によっても異なり、通常はウィンターセメスターからで、ものによってはサマーセメスターも受け入れるところが稀にあり、さらに極稀に、サマーセメスターからのみ受け入れるところもあります。従って、出願先の選択肢が一番多いのはウィンターセメスター(10月入学)ですので、このタイミングに合わせて留学されることをお勧めします。

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ドイツ大学の出願の時期

出願の時期は、ウィンターセメスターの場合、入学の年の3月~7月の間にある場合が多いです。ただし、こちらも大学やプログラム(学部)によって異なります。出願期間が、3/1~5/15というプログラムもあれば、6/1~6/30というプログラムもあります。ここからは、私たちのお客様で最も多いパターン(ウィンターセメスター入学)をもとに、時系列で留学に向けた動きを解説していきます。サマーセメスターの場合は、6ヶ月前倒しになります。

出願先の検討を開始(入学から1年前以上)

早いほど、語学力条件を満たすための学習時間に余裕を持てたり、高校生は、共通テストの科目を効率よく勉強できたり、大学生は、現在の大学での履修登録を調整できたりします。

出願準備開始(出願締切から4ヶ月以上前)

出願先をある程度決めることで、出願締切日を意識した、出願準備開始のタイミングが明確になります。出願に必要な書類の取り寄せや作成を行います。通常、2~12週間で取り寄せられますが、エッセイなどの作成も含め、どれだけ時間を割けるかにも左右されます。

出願締切(3/15~7/15、プログラムによる)

プログラムによって異なりますが、3/15~7/15ごろが多いです。例えば、大学院は特に早い傾向があるので、早めに出願先のプログラムを絞り始めることが大切です。

合格発表(5~8月)

出願締切日の2~8週間後くらいに届くことが多いです。

住まい探し(5~8月)

合格され次第すぐに動き出すことをお勧めします。良いところはすぐに埋まっていきます。

入学手続き(6~9月)

正式に学生として登録されるための手続きがあり、入学の1ヶ月ほど前までには済ませます。

ドイツ到着(10月)

ウィンターセメスターは10月中旬からスタートするのが一般的で、10/1に到着していれば十分である場合がほとんどです。

ドイツ現地での手続き(10~12月)

90日以内に滞在許可申請をする必要があります。ただ、ドイツに到着次第、できるだけ早くに申請されることをお勧めします。

ドイツ留学はいつから?

大学を調べ始め、計画を立て始めるのは、早ければ早いほど良いです。早くから大学・プログラムの目星をつけ対策することで、トップ校であっても、合格の可能性が高められます。

ドイツの大学に出願するための条件として、語学力条件や、高校生の場合は共通テスト、大学生の場合は特定の分野での単位数などがあり、私たちは、共通テストの受験科目のアドバイス、大学院への合格率を上げるための現大学での履修登録のアドバイスも行なっています。サービスの詳細はこちら:https://gogermany.jp/services/shinro-sekkei/

遅くてもいつまでに留学を決断するべき?

ウィンターセメスター入学の場合の、最も遅い締切は7/15となっており、サマーセメスターの場合は1/15です。全ての出願書類がそれまでに揃えられれば出願が可能です。

毎年、私たちは何名かの、直前の滑り込みの出願を対応しております。その中では、出願締切の1週間前に出願を決断される方もいらっしゃいます。ただ、出願が間に合うプログラムの数は、日にちが経てば経つほど減っていき、選択肢が狭まっていく点はご理解ください。

早く出願した方が、合格の可能性が上がる?

そのようなことはありません。大学側はより良い学生を取りたく、より早い学生を取りたいわけではありません。選考過程によっては、早く出願することで、早く合格の通知が来る場合もあります。しかしこれは、出願者をランク付けして上から合格を出すやり方をしない、稀なケースです。大学がランク付けのシステムを導入している(例:“Hochschulstart”や“NC”)の場合は、基本的に出願が締め切られ次第、ランク付けがなされます。

いつ出願サポートに進むと良い?

私たちは、大学をご提案したり、合格の可能性を測り、今後対策するべきことをアドバイスするなどの、最初のプランニングのステップを一緒に行うサービス「進路設計サポート」と、実際に出願をどう進めるか、何の書類が必要かなどをアドバイスし、一緒に出願準備からドイツ到着後まで進めるサービス「ドイツ生活丸ごとサポート」をご提供しています。

この「ドイツ留学丸ごとサポート」は、「進路設計サポート」とは異なり、早ければ早いほど良いということではなく、出願先のプログラム開始時期の6~12ヶ月前から始められると良いです。

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