「海外大学に進学したい。でも学費や生活費が不安…」「せっかく留学するなら、将来に直結するスキルも身につけたい」「海外で就職がしたいけどどうやって?」——そんな想いを抱く方に、ドイツで大きな注目を集めている進学スタイルがあります。それがデュアルスタディ(Duales Studium/実務統合型大学制度)です。
日本でこのような制度は一般的に無いため、日本ではほとんど知られていませんが、この制度は、
「お給料をもらいながら大学に通い、卒業し、同時に本格的な職務経験を積める」
という、これまでの留学の常識を大きく覆す仕組みです。
この記事では、
- デュアルスタディの制度と仕組み
- なぜ今、世界から注目されているのか
- 実際の企業連携の具体例
を分かりやすく解説します。海外就職や、経済的な海外大学進学をご検討中の方にとって、新たな可能性が広がる内容になっています。
デュアルスタディ/Duales Studiumとは?ドイツ独自の「学びながら働く」大学制度
デュアルスタディとは、
- 大学での専門的な学術教育
- 企業での実務研修(給料支給)
を、同時並行で行うドイツ独自の大学制度です。学生は企業と正式な雇用契約を結び、大学生でありながら毎月お給料を受け取りながら大学卒業(学士号取得)をします。
カリキュラムは、数か月間は大学で理論を学び、次の数か月間は企業で実務を行う。というサイクルを繰り返す構成になっていて、3年半~4年の期間の中で、大学で学んだ理論をすぐに現場で実践し、現場の実務で得た疑問を再び大学で学び、深めるという、非常に合理的な学習スタイルとなっています。
単なる「留学」ではなく、「海外でキャリアをスタートさせる進学」といっても過言ではありません。
なぜ今、デュアルスタディが世界から注目されているのか
ドイツでは現在、デュアルスタディは「就職に最も強い進学ルートの一つ」と位置づけられています。その理由は下記の通り、明らかなものです。
経済的な不安を解消
多くのデュアルスタディでは、
- 毎月の給与支給
- 有給休暇
- 渡航費や旅費の補助
などが企業側から提供されます。海外留学において最大のハードルとなりがちな「経済的な不安」を、大きく軽減できる点は非常に大きな魅力です。
卒業した時点で「即戦力の職務経験者」
通常の大学卒業生が、未経験者の新米(しんまい)扱いになるのに対し、デュアルスタディの卒業生は、新卒時点ですでに3〜4年にわたる実務経験を積んだ人材として評価されます。
海外就職、特にヨーロッパでは「実務経験」が就職において極めて重視されるため、これは圧倒的な就職優位性につながります。企業側としては、1から新米社会人を教育するには手間も時間もかかるため、経験者が優先的に採用される傾向があります。日本で就職されたい場合でも、大学卒業すぐの新卒として就職活動も可能です。
そのまま就職につながりやすい
多くの学生が、研修先企業へそのまま正社員として就職されており、その他、同業他社で更に高い役職の求人募集があれば、そちらに転職され、すぐにキャリアアップされる方もいらっしゃいます。
大学在学中から“就職活動が自動的に始まっている”のがデュアルスタディの大きな特徴です。
デュアルスタディと日本の大学との決定的な違い
日本では、アルバイトは学業とは無関係な場合が多く、キャリアとして高く評価される対象にはなりません。また、就職活動で多いインターンシップは、短期間(1ヶ月以下)のものがほとんどで、インターンシップ経験を履歴書に書けるほどの武器にすることは、通常できません。
一方、デュアルスタディでは、大学で学んでいる専攻内容と完全に連動した就労経験が積め、3年以上にわたる継続的な職業トレーニングが、カリキュラムの中に正式に組み込まれています。
つまり、「ただの海外留学」ではなく、「海外就職に直結した進学」になるのです。
デュアルスタディは、こんな方に特にオススメ
- 海外で学びながら、確実に「職歴」を作りたい方
- 将来、外資系企業や海外就職を目指している方
- 経済的負担をできるだけ抑えて留学したい方
- 英語もしくはドイツ語で専門分野を本格的に学びたい方
デュアルスタディは「知っている人だけが選べる」進学ルート
現時点では、日本ではまだデュアルスタディの情報は非常に少なく、「制度自体を知らない」、「どこに出願すればいいのかわからない」、「出願方法や条件が複雑」といった理由で、本来チャンスがあるはずの学生が挑戦できていないのが現状です。しかし実際には、デュアルスタディは「給与が出る」、「本格的な職務経験が積める」、「海外就職に直結する」という、通常の留学では得られない圧倒的なメリットを持つ進学制度です。
実例紹介|ベッコフオートメーション × ビーレフェルト応用科学大学
ここからは、日本人学生も参加可能なデュアルスタディのプログラムの具体例として、ビーレフェルト応用科学大学(HSBI)のメカトロニクス・オートメーション学士プログラムをご紹介します。このプログラムでのデュアルスタディに対応している企業として、ベッコフオートメーションがあり、今回は同社よりGoGermanyにお話をいただいたため、ベッコフオートメーションが実施するビーレフェルト応用科学大学でのデュアルスタディについて、詳細をご紹介します。
※本記事で紹介しているプログラム・企業情報は、ベッコフオートメーションからご提供いただいた資料をもとに構成しています。
世界的メーカー「ベッコフオートメーション」とは
ベッコフオートメーションは、ドイツに本社を置く世界有数の制御機器・オートメーション技術メーカーです。スマートファクトリー、ロボティクス、産業DXなど、次世代のものづくりを支える分野で高い評価を受け、世界中の製造現場でその技術が導入されています。
デュアルスタディ参加者は、ドイツ本社(フェアル)と、日本支社(横浜)の両方で実務研修を行う、極めて貴重な国際型デュアルスタディが実現できます。学生は両国で実務を経験しながら、グローバルエンジニアとしての基礎を築いていくことができます。
デュアルスタディ概要
- 期間:7学期(3年半)
- 学位:メカトロニクス・オートメーション学士(工学学士/ 大卒)
- 開始:2027年8月
- 大学:ビーレフェルト応用科学大学 ギュータースローキャンパス
- 職務契約先:ベッコフオートメーション(ドイツ本社+日本支社)
- 言語:英語
授業はすべて大学キャンパスで実施され、理論を徹底的に学びます。一方、実践(職務)ではベッコフオートメーションに入り、開発・製造・システム運用などの実務に実際に携わりながら、専門技術を体得していきます。
応募に求められる人物像
日本人向け公式説明会も開催された、注目度の高いプログラム
このベッコフオートメーションのデュアルスタディは2010年にスタートし、これまでドイツ国内で200名以上の卒業生を輩出してきた実績があります。さらに2025年からは、世界各国の学生に向けて国際プログラムとして本格展開され、日本の学生も正式に参加できる制度へと進化しました。
実際に日本人向けの公式オンライン説明会も開催され、
- プログラムの詳細
- 応募条件
- 日独での実務研修の流れ
などについて、企業担当者から直接説明が行われるなど、企業側も本気で国際人材育成に取り組んでいることが分かります。
このようにデュアルスタディは、今後ますます日本人にもチャンスが広がっていく分野です。
「普通の留学では物足りない」 「将来に直結する海外進学がしたい」
そう考えている方にこそ、ぜひデュアルスタディという選択肢を知って、ご相談いただきたいと思います。
まとめ:GoGermanyが企業への「推薦・ご紹介」をサポートします
デュアルスタディは、学位・実務経験・収入・国際キャリアのすべてを同時に手に入れることができる、非常に合理的で実践的な進学制度です。 「普通の留学では物足りない」「将来に直結する海外進学がしたい」そう考えている方にこそ、ぜひ挑戦していただきたい選択肢です。
ベッコフオートメーションへの応募・お問い合わせについて
本プログラムにご関心のある方は、まずはGoGermanyまでお問い合わせください。 留学カウンセラーがご自身の英語力や学歴状況、理数科目の成績などを確認し、応募要件を満たしているかどうかの事前診断※を致します。
有望な候補者の方につきましては、GoGermanyからベッコフオートメーションの採用担当者へ、直接プロフィールをご紹介(推薦)させていただくことも可能です。 (※最終的な採用判断は企業側が行いますが、企業や大学が求める人物像を熟知した私たちが、出願に向けて強力にバックアップ致します)
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