Technical University of Munich (ドイツ語表記: Technische Universität München)

ミュンヘン工科大学(略称:TUM)は1868年に創立された、ドイツのバイエルン州にあるミュンヘンという都市に本部を置く名門の公立大学であり、工学、技術、応用科学、自然科学、医学分野において世界的に高い評価を得ています。Times Higher Education(THE)の最新の世界大学ランキングでは、ドイツ国内第1位、世界第26位に位置しており、比較として日本からランクインする東京大学(世界第28位の)を上回る順位にランクインしています。現在では、ヨーロッパを代表する卓越した大学の1つとして知られています。

TUMを数字で見てみる

  • 0

    世界大学ランキングの順位
    (THEランキング 2025年)

  • 0

    ドイツ国内での順位
    (THEランキング 2025年)

  • 0

    在学生の人数

  • 0

    留学生の人数

ミュンヘン工科大学(TUM)は「エクセレンス大学」として認定されていて、量子力学や天体物理学など多様な研究分野で世界をリードしています。さらに、大学が力を入れている起業支援拠点「UnternehmerTUM(ウンテルネーマーTUM)」は、ヨーロッパ随一のスタートアップ・ハブとして、毎年数千人規模の学生に対し、起業支援、大手企業との共同プロジェクト、ベンチャーキャピタルによる資金調達などの機会を提供しています。

ミュンヘン工科大学(TUM)は、日本との交流にも力を入れており、東京で定期的に同窓会イベントを開催し、帰国した卒業生同士がネットワークを広げる機会を提供しています。1966年にDAAD奨学生としてTUMで学ばれ、その後も大学との深い関わりを持たれ続けている持田侑宏さん(Yukou Mochida)は、日本とTUMの学術交流促進に大きく貢献されてきた代表的な存在となっています。これらの同窓会イベントや、1966年にTUMで学び、現在も大学と深くつながる持田侑宏さんのストーリーについて、下記リンクでは、さらに詳しく知ることができます。

持田侑宏さんのストーリー: https://www.community.tum.de/en/yukou-mochida

お客様の成功談

GoGermanyは、ミュンヘン工科大学の出願に確かな実績を持ち、高い合格率を誇ります。毎年何名もの合格者を輩出しています。その合格者の学位レベル(大学、大学院、さらにはMBA)や専攻分野も多岐にわたります。その一部の、最近の合格通知証明書をご参照いただけるようにしましたので、ぜひご覧ください。

Executive MBA

Year 2024/2025

BSc. Information Engineering

Year 2025/2026

MSc. Management & Digital Technology

Year 2025/2026

BSc. Management & Data Science

Year 2024/2025

MSc. Mathematics

Year 2024/2025

BSc. Management & Data Science

Year 2024/2025

BSc. Management & Data Science

Year 2024/2025

お客様のインタビュー

ミュンヘン工科大学で学ばれているGoGermanyのお客様を、2024年にミュンヘンを訪れてインタビューしました。TUMのキャンパス内で行われたインタビューでは、ミュンヘンの生活や大学生活について色々なトピックをカバーしていますので、ぜひその動画をご覧ください。

インタビュー動画はこちら: https://gogermany.jp/interview-technical-university-munich-tu-munich/

今日から、ドイツ大学留学に一歩踏み出そう! 🇩🇪

学費無料で、世界クラスの教育を、英語で。
1回の無料相談で、ドイツ留学がご自身に合っているか、どのようなものか、クリアにできます。ドイツ留学を成し遂げた先輩方も、皆さんここからスタートされました!次は、あなたの番です!

無料相談を予約

ミュンヘン工科大学のキャンパス

メインのキャンパスは、もちろんミュンヘンにあるのですが、ミュンヘン工科大学は更に6つのキャンパスを有しています。ほとんどはミュンヘン近郊にありますが、ハイルブロン(ドイツのBaden-Wurtemberg州に位置)の新しいキャンバスや、国際キャンパスとしてシンガポールにもTUM Asiaとしてキャンパスを構えています。

  • ミュンヘン(Munich)
    市中心部に位置するTUMの本拠地で、1868年の創立以来の中心キャンパスです。大学本部のほか、大学病院(Rechts der Isar)やミュンヘンのオリンピック公園内のスポーツ・ヘルスキャンパスも含まれます。
  • ガルヒング(Garching)
    ミュンヘン中心部から約15km北にある、自然科学と工学分野の研究・教育の中核キャンパスです。ヨーロッパでも最先端の研究設備を誇ります。
  • ヴァイエンシュテファン(Weihenstephan)
    ミュンヘンから約40km北に位置するフライジング近郊のキャンパスで、バイオサイエンスやライフサイエンスの研究拠点として知られています。
  • シュトラウビング(Straubing)
    ミュンヘンから約140km北東にある、持続可能性をテーマとした自然科学・工学・バイオ経済・経済学の学際的キャンパスです。
  • オットーブルン / タウフキルヒェン(Ottobrunn / Taufkirchen)
    ミュンヘン中心部から約20km南に位置し、宇宙航空や測地学の研究・教育に特化した先進的なキャンパスです。
  • ハイルブロン(Heilbronn)
    コンピュータサイエンスや経営学と技術の融合をテーマとし、地域産業との連携が活発なキャンパスです。
  • シンガポール(Singapore)
    海外拠点「TUM Asia」として、自然科学・工学の学位プログラムを提供し、国際的研究ネットワークを展開しています。

ミュンヘン工科大学(TUM)の歴史

ミュンヘン工科大学(TUM)は、1868年にバイエルン王ルートヴィヒ2世によって設立され、1901年に博士号授与権を付与されました。1970年には現在の名称「Technische Universität München(TUM)」に改称され、150年以上にわたりドイツを代表する理工系大学として発展を続けてきました。

これまでにTUMには、物理学、化学、医学など多岐にわたる分野で活躍し、ノーベル賞を受賞した19名の科学者が関わっています。こうした実績により、TUMが世界トップレベルの研究拠点として国際的に高く評価されています。

近年においても、TUMは学術界や産業界で高く評価されています。ドイツの国家的な「エクセレンス戦略」において2006年以来すべての評価ラウンドで「University of Excellence」に選ばれ続け、2025年には7つのクラスター・オブ・エクセレンスへの資金提供が決定しました。

このようにTUMは、長い歴史の中で培った研究力と教育力を背景に、世界的な科学的発見、産業への貢献、そして次世代人材の育成において常に、ドイツ、ひいては世界の先頭を走り続けています。

目次