学費
ドイツの大学は90%程が公立で、公立の大学では学費が無料です(1つの州を除く)。一方、オーストリアは公立でも、年間で学費が20万円ほどかかります。どちらも日本や他国と比べたら、雀の涙ですが。
大学数
ドイツは380以上と言われているのに対し、オーストリアは42校程度となります。大学にもいろいろな種類があるので、数は多少上下しますが、ドイツの方が圧倒的に多いことが分かります。すると、大学や専攻の選択肢の幅はドイツの方が広いです。
地価
どちらも、都会の方が高く、田舎になると低くなる傾向はありますが、全体的にはドイツの方がオーストリアよりも高いです。特にミュンヘンなどは家賃が高めです。
物価
ドイツの食料品や日用品は他国と比べても、なぜかとても安いです。すると、自動的にオーストリアの方が高いことになりますが、オーストリアでも、物価が高いわけではないです(東京よりも安い)。
出願資格
学歴面
ドイツでは、高校卒業であれば、日本の大学共通テストを受験する必要があります(共通テストの条件はこちら)。大学在学中であれば35単位以上取得済みでも出願できます。大学卒業済みでも出願資格があります。オーストリアも概ね同じです。
言語面
ドイツもオーストリアも、英語力かドイツ語力のどちらかがB2レベル必要になります。B2は、英語だとTOEFL 80, IELTS 6.0程度、ドイツ語だとTestDaF 3、DSH II、DSF IIに相当します。ただ、ドイツでは、ドイツ語ができなくても大学に出願でき、合格すると、ドイツ語準備コース(大学入学前のコース)を受講することになり、受講後の言語テストに合格すると、大学にそのまま入学することができます。オーストリアでは、ドイツ語レベルA2(ベーシック)から、このコースの選択肢があります。
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